サステナビリティ

ESH(環境、安全・防災、健康)活動

環境(Environment)、安全・防災(Safety)、健康(Health)を全ての事業活動に関わる重要な取り組みと位置付け、ESHマネジメントをグループ全体で推進しています。

帝人グループESH基本方針
  1. 1.人間尊重の理念に基づき、安全をすべてに優先させる。
  2. 2.安全はラインの責任である。
  3. 3.ESHは事業活動と一体である。

グループESHマネジメント体制

ESH(環境、安全・防災、健康)を一元的にマネジメントするため、グループCSR委員会の下にグループESH部会を設置しています。グループESH部会の定例会議は年2回開催され、ESHマネジメントに関する方針・施策・活動を審議し、グループ内への展開を図っています。
事業本部ごとに任命されたESH部会メンバーは事業ESH委員長として、各事業におけるESHマネジメントを推進しています。

また、年1回、事業ESH委員長によるESH監査と、サステナビリティ管掌によるESH監査を実施しています。ESH監査では、ESHマネジメント状況や事故・災害の発生・対策状況などをチェックし、今後の課題と次回までの取り組みについての確認・指導を行っています。

ESH教育

ESHの管理レベル向上を目的に、「グループESH研修会」を年に1回開催しています。対象は、事業本部とグループ会社のESHスタッフおよびライン管理者、グループ会社社長、事業所長などです。

2022年度は、COVID-19の影響により実施を見送りました。2023年度は、講座開催を検討しています。

ESHアセスメント

ESHアセスメント制度により、プロジェクト実施や日々の案件において、関係法令およびESHリスクを審査・確認し、法令遵守とリスクに応じた適切な対応の実施に努めています。

ESH監査

「ESH監査規則」に基づき、二重監査体制を整えています。ESH監査Aは事業本部ごとに任命されたESH委員長が、ESH監査Bはサステナビリティ管掌が監査を担います。

監査においては、ESH管理状況や事故・災害の発生・対策状況、そしてESH活動状況について報告を受けるとともに、その内容を監査し、今後の課題と次回までの取り組みについての確認・指導を行っています。

ESH監査の概要

  監査の概要 監査者 2022年度監査実績
ESH監査A 生産現場におけるESH監査 事業本部ESH委員長 25拠点
(国内14、海外11)
ESH監査B 事業本部などの監査結果の監査 環境・安全推進部長 19件
(複合事業所2件、事業本部12件、個別管理会社5件)

ESHコンプライアンス内部監査員の養成

ESHに関する法規制への対応を充実させるため、グループ社員に対し、毎年、ESHコンプライアンス内部監査員を養成するための講座を開催しています。

2022年度は、1級に68人、2級に37人の社員が新たにコンプライアンス内部監査員に認定されました。

グループESH実績報告

グループ全体のESH実績および活動状況については、年1回、グループCSR委員会で報告されています。

ESH事故発生時の対応

ESHに関する事故が発生した時は、その内容に応じて迅速にグループ内に報告されるよう、規則を定め徹底させています。